大麻合法化めぐる住民投票 [ニュ-ス]
[6日 ロイター] 6日の米大統領選に合わせて、ワシントン、コロラド、オレゴンの3州で、娯楽目的の大麻合法化の是非を問う住民投票が行われた。合法化されても連邦政府の抵抗が予想されている。
世論調査によると、ワシントンとコロラドの2州では合法化される可能性は高いが、オレゴンでは難しいとみられる。合法化されれば、全米で初めてとなる。
各州の当局は、大麻への課税を見込んでいるほか、21歳以上の成人を対象に特別店舗で販売するという規制も設ける方針だ。
しかし、連邦政府は大麻を反道徳的で乱用の恐れがある危険な薬物と見ており、大麻を吸った人が車を運転したり、10代若者の利用をどう防ぐかをめぐり懸念が広がっている。
ワシントン州とオレゴン州では郵送で投票が行われた。一方、コロラド州は6日に投票所で票を投じる。同州で年金生活をするジーン・ヘンダーソンさん(73)は、「お酒より悪くない。どちらにせよコロラドでは広く使われてる」と話し、合法化に賛成する考えを示した。
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