台湾駐日代表 友好発展を強調 [ニュ-ス]

台湾が建国記念日としている10月10日を祝うレセプションが、5日夜、都内で開かれ、主催した沈斯淳駐日代表はあいさつで、日本政府による沖縄県の尖閣諸島の国有化には直接言及せず、日本との友好関係をさらに発展させるべきだと強調しました。

台湾の沈斯淳駐日代表は、日本政府が尖閣諸島を国有化した翌日の先月12日に、台湾当局によって台北に呼び戻されていましたが、4日夜遅く東京に帰任し、5日夜のレセプションを主催しました。
あいさつで沈代表は、馬英九総統が尖閣諸島を巡る対立を平和的に解決するためとして、ことし8月に「東シナ海平和イニシアチブ」という構想を打ち出し、資源の共同開発などを呼びかけたことに触れましたが、日本政府による島の国有化については直接言及しませんでした。
一方、沈代表は、去年の東日本大震災のあと、台湾の人たちから日本円で180億円を超える義援金が寄せられたことなどに触れ、「台湾の駐日代表として大変誇りに思う。台湾と日本の友好の絆をこれからも大切にしていかなければならない」と述べました。
さらに、沈代表は「これまで先輩が築いてきた日本との関係の良好な基礎の上に、新たな局面を切り開いていく」と述べ、日本との間で経済面や文化面での交流を拡大し、友好関係をさらに発展させるべきだと強調しました。





タグ:東シナ海
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