韓国小学生の化粧ブームは「病態文化」の表れだ [ニュ-ス]

 中国の地方紙、広州日報は10日付の紙面で、韓国の小学生の間で化粧ブームが起こっていることを紹介したうえで、外見至上主義という「病態文化」の表れだとする同紙記者らの意見を掲載した。

  記事は、韓国で化粧文化が中学生から小学生に拡散し、化粧をしない女児が学校で無視される現象が発生していると韓国メディアが5日に伝えたことを紹介。そのうえで、国際問題に詳しい記者3人が座談会形式で、韓国の外見至上主義文化について論じた。

  記者らは韓国の小学生の化粧ブームについて、美容産業振興にもつながる「外見至上主義」が同国内でまん延していること、テレビで濃い化粧をした10代の芸能人が日常的に登場しており、小学生たちが「彼らのように化粧すれば、自分もきれいになれる」と思いこむことなどを原因として挙げた。

  また、外見至上主義の横行によって韓国社会では「外見が人生の成否を決める」と暗黙的に認識されていると指摘。回答者の85%「外見が人間関係に影響する」と回答した韓国国内の調査結果を紹介しつつ、「競争による淘汰(とうた)を避けるために、スターと同じ容姿を追求する」と論じた。

  さらに、「外見至上主義」は「男性至上主義」「差別主義」にもつながり、「このようないびつな文化は青少年のメンタルヘルスや人生観に大きな影響を与える」と評した。そして「韓国が外見至上主義から脱却するというミッションは、重くそして長い道のりであると言えるだろう」と締めくくった。(編集担当:柳川俊之)(イメージ写真:Photo by Thinkstock/Getty Images.)



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